人生と仕事

持病がありながら、社会的な自立をするのは
非常に困難なことだと思う。

情勢、家庭環境、家族、生い立ち。様々な理由と立ち位置によって常に私達は今に立たされている。

自己完結した生活や経済があれば、ストレスフリーなのかもしれない。それには能力や技術も必要になってくる。

しかし、夢は夢。状況に合わせた自分を作り、理屈を言い聞かせて私は初めてパニック障害をオープンにして仕事を始めた。

今まで掠ったこともない、関わったこともない業種に足を踏み入れた。理由は〝生活〟のためだ。それ以外の思いはないのが残念なくらいだけど。

理解のある環境で無理なく働くことを掲げていたのだが、新しい環境に戸惑った。
一般雇用との違いは、周りから「無理しないでね」と言われるか言われないかくらいだった。接触しないという対応は対応と呼べるのかと疑問に思い始めた。それは本当の意味での理解なのだろうか…

ハンディーキャップを抱えた身体で、そして新しい街で、私は思考を回転させている。
心の居場所は、自分の中にしかないのだと、何処にいても感じる心を揺らしながら、今日も仕事に出かける。


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